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DVが原因で離婚したい人が準備しておくべきことは?慰謝料の相場も

DV  

 

「結婚する前はとても優しい人だったのに、結婚した途端、夫から手を上げられるようになった」「子供がいるし、専業主婦では経済的に独り立ちは難しいから我慢しているけれど、DV夫から一刻も早く別れたい」

近年、このように配偶者からのDV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)に悩んでいる方が多いようです。

「いつかわかってくれるのでは?」と期待してDVに耐え続けても、その前にあなたの心身がストレスで故障してしまうこともありえます。

DVを受けていらっしゃる方は、ご自分が被害者であることを理解できてないことがほとんどだからです。

 

また、逃げ場がまったくないと思っていたり、解決のためにいろいろな方法があるにもかかわらず、あきらめてしまっている方も多いようです。

DV夫に真正面から「離婚したい」と言っても、暴力をふるわれるだけで何の進展もないのは、あなたが一番おわかりのはずです。

DV夫と離婚するためには、協議離婚・調停離婚・裁判離婚などあらゆるケースを想定して、コツコツと準備を進めることが大切です。

 

そこで今回は、

  • 離婚ができるDVの特徴
  • DVが理由で離婚したい人が準備することリスト
  • DVはどこに相談したらよいのか
  • DVが理由で離婚する場合の慰謝料の相場

などを具体的にお伝えしていきます。

 

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増加傾向にあるDV被害

 

警視庁が発表している、「配偶者からの暴力相談等の相談件数」によれば、平成29年は8,421件で、前年に比べ1,602件(23.5パーセント)増加しています。

警視庁 配偶者の暴力事案の概況より)

また、この5年余りで、4倍に増加したこともわかります。

 

DVの特徴

次に、どのようなDVが行われるのか具体的な特徴を見ていきましょう。

あなたの場合と比べながら読んでいってくださいね。

 

家庭内で何度も繰り返される

配偶者からのDVは、1回で終わることはありません。

自分の言い分を無理やり押し通せる家庭内で断続的に行われ、病院に行くような事態に発展することもあります。

DV加害者は、常に暴力をふるうわけではないので、DV被害者は、DVが止んでいる時には「今度こそは穏やかな生活が送れるだろう」と思いたくなることが多いのですが、しばらくすると、また繰り返します。

 

束縛し、依存する

被害者を異常に監視し、全てをコントロールしたがったり、なんでも自分の思い通りにしたいと考えているのも、DVをする男性によくある特徴です。

妻が外で仕事をすることを許さず、趣味や付き合いまでも制限し、出掛けようものなら、「なんでそんなところに行く必要があるんだ!」とまで言います。

それは、加害者から見た被害者は、すべてをぶちまける相手であるため、自分にとって都合のいい時にいてくれないと困るからなんですね。

 

暴力だと思っていない

DV夫は、自身の実家も同じような家庭であったことが多いようです。

自身も子供の頃から父親からの暴力にさらされてきており、しつけと称して、妻や子供に暴力をふるうことに抵抗がなく、自分では暴力だと思っていないのも、特徴的なことの一つです。

 

暴力から逃げられない状況を作り出す

DV被害者は、身体的な暴力だけでなく、言葉による精神的な暴力も受けています

「お前が家を出て行っても、誰も困らない。」

「裁判をしても、お前が悪いんだから勝てるわけがない。」

「離婚をしても、親権は渡さないからな。」

被害者は、このような言葉を言われ続けることで、誰かに助けを求めても無意味だと感じていきます。

すると、被害者は、お金や仕事、住居など、家を出て失うものや、これまでの人間関係を断ち切ってしまうことに強い不安を覚えます。

その不安が、よりDVから逃げにくくしてしまっている原因にもなってしまいます。

 

考え方が幼稚である

DV夫は、子供に対しても些細なことがきっかけで、すぐ怒ります。

怒る理由が子供じみており、親であるにもかかわらず、子供目線で怒り出し、すぐ手や足が出てしまいます。

わたしの過去の例ですが、息子が夫の言うことに従わないというだけで、腕を骨折させたことがありました。

それまでは、夫のDVに耐えていましたが、この件を引き金にわたしは離婚を決めました。

このように、子供に暴力をふるったことをきっかけに離婚を決意する方も多いようです。

 

離婚に対する世間からの批判への恐れ

結婚した夫婦の3組に1組が離婚をしているという現代にあっても、まだまだ「離婚をした」という事実は世間的な評価を悪くする傾向は強いようです。

DVが原因で別居や離婚をした際に、何も状況を知らない人から「我慢が足りない」と非難された経験は、わたしもありました。

DVが原因であっても、被害者にも落ち度があったのではないかと非難されることもあります。

そのような世間からの批判からDVから逃げにくくしてしまっている状況もあります。

 

離婚できるDVとは?

 

DVが原因の場合の離婚は、話し合いで離婚をしようと思っても2人で穏やかに協議することはできませんし、調停をしてもなかなか離婚に応じてくれないことが多いです。

そこで、次に裁判になった際に、法的な離婚事由として認められるDVはどのようなことがあるのか見ていきましょう。

 

身体的な暴力

被害者の身体・生命を危険にさらしますし、徐々にエスカレートすることが多く、体にあざができたり、骨折などの重傷を負うこともあり、そもそも犯罪行為です。

具体的には、

  • 殴る・蹴る
  • 物に当たる、壊す
  • 暴言をはく
  • 子供にまで暴力をふるう

などです。

 

精神的な暴力

精神的暴力は、被害者を精神的に追い詰める言動を繰り返し、日々の生活を辛いものにします。

精神的な暴力は、目に見える外傷がなく、周囲からの助けを得られにくいです。

些細なことで怒鳴られたり、馬鹿にされたりすることは、なかなか第三者には伝わりにくく、被害者をより苦しめます。

 

具体的には、

  • 些細なことで暴言を吐いたり、侮蔑、誹謗、中傷する
  • 人格を否定する言動を繰り返す
  • 大事にしている物品を壊したり、隠したりする
  • 異常に束縛し、周囲の人間関係から離す

などがあります。

 

経済的な暴力

身体的な暴力と比べると軽く扱われてしまいがちですが、実際の被害は深刻です。

夫側だけに収入のあるケースによくみられます。

 

具体的には

  • 家に生活費を入れない
  • 生活費をギャンブルに使ってしまう

などがあります。

 

DVを原因として離婚するための必須準備

先ほどもお伝えしたとおり、DV配偶者と離婚をするには、裁判にまでなる可能性があります。

裁判では、証拠が大変大きな意味を持ちます。

 

証拠を集める

離婚するためには、配偶者に離婚原因があると証明できる客観的な証拠が必要です。

 

具体的には

  • 暴力や暴言の映像や録音
  • 脅迫してきたメール
  • 壊れた物や怪我をした時の様子や散乱した部屋の写真
  • 壊れた物の修理の見積書や医師の診断書などの証明
  • 日常的な被害を記録した日記、備忘録

などです。

 

警察に相談をする

あざなどの比較的軽い怪我から、骨折などの命に関わる大きな怪我に発展する可能性もあります。

そのような場合は、傷害事件として立件できますし、DVがあった証拠にもなりますから、すぐに警察に連絡しましょう。

「大事になりそう」「そんなに気軽に警察に相談していいのか」と迷う方もいらっしゃいます。

しかし、相談をした履歴が残っていると、裁判の際に証拠として取り寄せることもできますから、一度相談しておくことも大切です。

 

今すぐDVから逃げる方法

身の危険を感じたり、DVのことで悩み続けているのでしたら、「DV相談ナビサービス」を利用してみましょう。

DV相談ナビサービスは、内閣府男女共同参画局が運営しており、最寄りの相談窓口につないでくれます。

自宅を飛び出した際にも、地域のシェルターに滞在できるように手続きをしてもらえます。

 

DVをする配偶者はモラハラをしていることも多く、身体的な暴力だけではなく、精神的な暴力も受けている場合には、こちらもご覧ください。

 

DVで離婚する場合の慰謝料相場

DVによって心身に深い傷を負うと、とにかく離婚をしたい、早く穏やかな生活を取り戻したいという気持ちが強くなると思います。

そのため、慰謝料の請求にまで気が回らなくなりがちです。

しかし、DVが原因で離婚を考える方ほど、慰謝料をしっかり請求しましょう。

相場は、50万円~300万円と言われていますが、DVの回数や期間、怪我や後遺症の程度によっても異なってきます。

そのためにも、証拠となるものはしっかり集めておくことが大切です。

 

DVが原因で離婚したい人のまとめ

 

今回は、

  • 離婚ができるDVの特徴
  • DVが理由で離婚したい人が準備することリスト
  • DVはどこに相談したらよいのか
  • DVが理由で離婚する場合の慰謝料の相場

をお伝えしました。

DVにはいくつかの種類があり、複雑に組み合わさっていることが多いようです。

とにかく、まずは最寄りの相談機関に相談しましょう。

だれでも、いつからでも、人生をやり直すことはできますから。

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